日本紙では、もうすっかり過去の人となってしまったノエミ・レティツィア…。
そう、今年の4月の18才の誕生日パーティーにベルルスコーニ首相が出席し、そのおかげで首相の未成年淫行疑惑が持ち上がった例の彼女のことです。
イタリアではG8の陰に隠れながら、静かに関連記事が出続けてまして。
静かに静かに、ベルルスコーニ首相の支持率も下がっているんです。
ローマ 『ノエミの恋人だったのは嘘、知りすぎたから遠ざけられたんです』
以前から疑われていたことだが、ついにドメニコ・コッツォリーノさん(写真左端からドメニコさん、ノエミさん、ノエミさんの両親)が週刊誌『Diva e Donna』に全てを明かした。
「すべて嘘です。僕たちが付き合っていたと言うのは、すべて『やらせ』です。ノエミさんから恋人の振りをして欲しいと頼まれたんです。多分、誰かにそうするよう仕向けられたんだと思いますけど。」
すべてはノエミさんの誕生日パーティーにベルルスコーニ首相が出席した数日後に起きたことなのだろう。
なぜドメニコさんが巻き込まれたのかは容易に想像がつく。パパラッチされ、新聞紙面に登場、首相傘下の出版社発行『Chi』誌のページを埋め尽くした写真の数々…。そして、ゲームが終わった今、これらの策略について明かす気になったと言うわけだ。
「(選挙があった)6月7日以降、ノエミさんとは連絡を取っていません。あの人達は僕から離れたがってたんですよ。僕が色々と知りすぎてしまったから。」
ドメニコさんは、ノエミさんやその家族がどう対応してくるか恐れていないと言う。
「興味ないですね。僕はちゃんと考えてますよ。ゲームのうちは良いですけどね、もう限度を超えてきてますよ。」
暴露するような話がまだあるのですか?
「『Diva e Donna』のインタビューでは、どんな風に事が運んだのかについて全部話しています。いや、全部ってわけじゃないですね。最低限のこと、さわりの部分だけです。」
ほんの1ヶ月前には、
「僕たちは時々、結婚についても話し合ってるんです。彼女はまだ18才だけど、ものの考え方はしっかりしてますから。」と語っていたのを考えると、早々に寝返ったものである。
そう言えば、現在までにドメニコさんがノエミさんについて語った中では、次の一言がずいぶんと無遠慮なものだったが。
「彼女は写真を修正してますよ。もともとストンとした体型ですからね。あのマンドリンみたいなヒップはフォトショップの賜物ですよ。」
(2009年7月1日 La Repubblica)
今週、トスカーナ地方で列車爆発事故が起き、ベルルスコーニ首相も速攻で現地に駆けつけたのですが、地元民から「帰れコール」が出たり…。
G8が開催される震災地ラクイラからは、町の復興が遅れていると被害者らがデモ活動をしたり…。
ついにベルルスコーニ首相も引き時かな…と思わせる空気が漂い始めています。
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同じ喫茶店でカプチーノを頼んでも、日本人とイタリア人では料金が違うとか…。
ホテルのシングルを電話予約したのに、チェックインの際に「スイートしか空いていない」と言われて泣く泣く一人で泊まったとか…。
残念ながら、イタリアで日本人観光客がぼったくられるなんてのは、全然めずらしい話しではありません。
ニュース系バラエティー番組では、『おとり』の日本人を使ってぼったくりの様子を隠しカメラで撮り、あとから店主を追求すると言う企画をちょこちょこ見かけるぐらいです。
ただ、不況のせいなのか限度を超えているんですよ、最近、なんでも!
ローマ 『日本人観光客2名が昼食フルコースで580ユーロ』
2名分の昼食代が579.50ユーロ(約8万円)。ローマで日本人カップルが支払わされた超高額な代金である。もちろん、納得できない。
こうして、ナヴォナ広場からほど近いレストラン『Passetto(パッセット)』(写真左)のオーナーが詐欺容疑で訴えられることとなり、その後、保険局による検査の結果、衛生面での問題により、同レストランは営業停止となった。
いにしえの都を巡り歩き、そして伝統あるレストランでの昼食…。
ローマで休暇を過ごしていた若い日本人カップルの旅の行程は、コロッセオ観光で終わるはずであった。しかし、代わりにトレヴィ・カンポマルツィオの警察署へと赴き、ナヴォナ広場最寄りZanardelli通りの有名レストランを詐欺容疑で訴えることとなったのだ。
フルコース2名分にワインとミネラルウォーターの代金として、ウエイターが持って来た勘定書には579.50ユーロ(約8万円)と記されていたのだから。
当初、なにかの手違いだとカップルは思った。しかし、支払いのために渡したクレジット・カードが戻ってきた時、疑いはまぎれもないものとなった。カードの領収書に記されていた合計額には、チップとしてさらに115.50ユーロ(約1万5千円)が加えられていたのである。もちろん、なんの了解もなく。
すぐにレストランのオーナーに抗議したものの、「これが料金ですから」とにべも無い。この不運な二人には、もはや警察に訴え出るしか術がなかったのである。
警察の調べによれば日本人カップルが支払わされた金額は、実際にメニューに表示されていた料金とは一致しなかった。メニューには、45〜65ユーロ(約6千〜9千円)飲み物は別料金と書かれている。
また警察から調査を依頼されたローマ保険局により、不衛生な環境、機能していない冷蔵庫など施設面の問題も発覚し、速攻で営業停止処分とされた。
警察では保険局の協力のもと、ローマ旧市街区のレストラン他5軒を検査した結果、2軒が衛生面に問題があり営業停止処分となり、残り3軒は衛生面に多大な問題はないと言うことで認可された。
ローマ市からの反応と言えば、
「この2人の日本人観光客が遭遇した出来事は、残念ながら市内の公共店舗において慣習になってしまってます。」とコメントを出しているのは、ローマ市の観光、流行に関する委員会のアレッサンドロ・ヴァンニーニ会長である。
「不適切な接客をして、諸外国におけるローマのイメージを悪化させているレストランはあります。外国人観光客に対し、多くの商店主らは誠実に対応しているのですが、少数の輩のためにローマの評判が落ちていると言うのは、あらゆる業種で起きています。」
そして対策は…。
「通称『carta trasparenza(透明度の証明書)』と呼んでいるのですが、詐欺行為に対し観光客に注意を喚起し、警戒してもらうことをローマ市が推奨するように、私は何ヶ月も前から取り組んでいるんです。ホテルや美術館、駅、空港など一般的に観光客がよく訪れる場所にこの証明書を配布したいと思っています。」と、ヴァンニーニ会長は締めくくっている。
(2009年7月1日 La Repubblica)
別紙によれば、この日本人カップルがレストランの席についた際にメニューはなく、代わりに英語が話せるウエイターがやって来て、「私が見つくろいますから、まかせて下さい」と説得されたんだとか。
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イタリアのお金持ちは税金対策のために、どんどんスイスに移住しちゃうんですが、なかには、かなり無茶な誤摩化し方をする人達もいるようです。
…ものには限度があるだろうって感じですけどね。
パドヴァ 『公営住宅に住んでポルシェにヨットに別荘…』
パドヴァ財務警察による収入および公営住宅入居の状況などの捜査で、複数名が実所得を偽っていた事実が明らかになった。
パドヴァ県パドヴァ市の公営住宅に住む3名が、住宅の駐車スペースにポルシェ・カイエン、ポルシェ911、フォルクスワーゲン・トゥアレグ、ジャガーなど総計約30万ユーロ(約4千万円)にあたる自動車4台を所有していたことがわかった。
また、同県チッタデッラ市でも「低所得」の実業家ら3名がそれぞれ、BMW M3、ポルシェ911カレラS、ポルシェ911を所有していることが分かり、その後に行われた資産調査によれば暮らし向きは豊かだったこと、実所得より100万ユーロ(約1億3千5百万円)少なく申告していたことが明らかになった。
財務警察の調べによれば、衣料品会社を経営する49才の男性は7万6千ユーロ(約1千万円)相当のポルシェ911の他に、市内に邸宅を一軒とサルデーニャ島に住居を一軒所有し、ここ4年間における実際の総所得25万ユーロ(約3千4百万円)に対し、年間所得額として毎年約2,500ユーロ(約34万円)を申告していた。
一方、不動産会社経営の32才男性は6万6千ユーロ(約9百万円)相当のBMW M3の他に、ドゥカティのバイク『スーパー・スポーツ』、メルセデスベンツの『ヴィアーノ』、また、12万ユーロ(約1千6百万円)相当の全長13mのヨット『バヴァリア42』、市内に一戸建ておよびマンション、郊外の店舗など不動産5件を所有し、ここ4年間における実際の総所得50万ユーロ(6千750万円)に対し、年間所得額として毎年約12,750ユーロ(約170万円)を申告していた。
同様に、材木会社の役員である38才男性は6万8千ユーロ(約920万円)相当のポルシェ911カレラSの他に、BMWのバイク1台を所有し、ここ4年間における実際の総所得20万ユーロ(約2千7百万円)に対し、年間所得額として毎年約7千ユーロ(約95万円)を申告していた。
パドヴァ財務警察の捜査により、上記の6名が200万ユーロ(約2億7千万円)を越える実所得の隠匿をしていたことが明らかにされたことになる。なお、同6名の氏名は公表されていない。
(2009年6月25日 Il Messaggero)
先月、イタリアから13兆円分のアメリカ国債を持ち出そうとした日本人が捕まる事件がありました。
もしも、この国債が本物だったら40%分の罰金がイタリアに入るはずだったのが……結局、すべて偽物と言うことで事件自体も立ち消えてしまって…。
これから震災地の復興になにかとお金がかかるイタリアですから、取れるものはガンガン取り立てたいところでしょうね。
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一連のスキャンダルのせいか、さすがに支持率が落ちてきたベルルスコーニ首相ですが、7月初旬のイタリアG8に向けてか、最近はマスコミも大人しいようです。一応、静かに記事は出続けてますがね。
目立ってきたのは、首相の買春疑惑を暴露した女性サイドの内輪もめ。
ちなみに初めて読まれる方は、下の人物説明を参考にしてください。
パトリツィア・ダッダリオ(42才):首相と性的関係を持ったとされる。ローマの首相邸でのパーティーを録音。新聞に暴露インタビューを出した。
バルバラ・モンテレアーレ(23才):首相邸パーティーに出席したことがある。パトリツィア・ダッダリオの元友人。ベルルスコーニ首相擁護派。
ジャンパオロ・タランティーニ:ベルルスコーニ首相に女性を斡旋していたとされる青年実業家。
バーリ 『トランスジェンダーが激白
“首相が援助か、私が爆発か…とパトリツィアから聞きました”』
『ミス・トランスジェンダー(性同一障害者)』に選ばれたことがあると言うのも良くわかる。まぶしい笑顔に緑の瞳、グッとくるボディー。
マニラ・ゴリオさん(写真の右側)はパトリツィア・ダッダリオさん(写真の左側)の10年来の親友であり、地方局でのリアリティー番組の進行役として、バーリの町からそう遠くないビーチで美人タレント志望達を仕切っていたこともある。その中には、ベルルスコーニ首相のローマの邸宅やサルデーニャの別荘でのパーティーに招待されていたあのバルバラ・モンテレアーレさん(右下の写真)も含まれているのだ。
「パーティーの参加者としてだけですが、パトリツィアさんを首相に紹介したのは私なんです。ニックもしくはファッションことニコーラ・D氏に、いつも女の子達の写真を流していたのも私です。そして、そのニックがジャンパオロ・タランティーニ氏のところに女の子達を連れて行ってたんです。ジャンパオロ氏はニックのことをとても信頼していましたから。」
− パトリツィアさんからローマの首相邸で一夜を過ごしたことは聞きましたか?
「ええ、もちろん。私達は姉妹同然ですから…、いえ、同然でしたからと言った方が良いですね。お互いの秘密は知っていますよ。そして、パトリツィアさんはまだ全てを話してはいないですね。」
− パトリツィアさんが検察の事情聴取で話さなかったこととは、何だと思いますか?
「ベルルスコーニ首相絡みの騒ぎを全部ぶちまけることになったきっかけについて。だって、タランティーニ氏から2千ユーロ(約27万円)もらって、首相の寝所に入り込んだのは事実ですからね。それに首相と親密な時間を過ごした時を撮ったビデオをもっているのも本当です。なぜそう言うことをしたかと言うと、彼女は抜け目ないタイプで、11月にローマへ行った時にその状況を利用できると思ったからです。ただ、検察に訴え出たのは彼女の考えじゃありませんけどね。」
− 誰かに検察に訴え出るよう勧められたのですか?
「そうとは限らないでしょうね。パトリツィアさんがプーリア州の政治家のところへ直接行って、手のうちにある爆弾のことを話して助けを求めたんですよ。」
− このような内密な話はパトリツィアさんから直接聞いたのですか?
「ええ。一部始終を話してくれました。私はとんでもない話だと思ったので、辞めるように言いましたけど。全然、聞く耳持たずでしたね。」
− パトリツィアさんは誰のところへ言ったのですか?左派の政治家、ベルルスコーニ首相の政敵のところですか?
「その質問にはお答えしたくありません。」
− あなたは検察に話す気持ちはあるのですか?
「いつでも。むしろ、どうしてジュゼッペ・シェルシ検事がいまだに私に連絡してこないのかが理解できないぐらいです。新聞には私のことや、パトリツィアさんとの友人関係について何度も書かれているのに。それなのに全然連絡がないんですよ。参考人としてでさえ。ここで私が呼びかけてもいいですか?」
− どうぞ。
「シェルシ検事、どうぞ私を事情聴取に召喚してください。興味深い話がありますから。」
− パトリツィア・ダッダリオさんがベルルスコーニ首相の政敵と組んで陰謀を企んでいると思いますか?
「くりかえし言いますが、その件に関しては判事にだけお話しします。でも、パトリツィアさんがB&Bをやりたいって言ってる建物の建設許可の件で、もし首相が手を貸してくれないのなら誰か政治家のところへ話しに行くつもりだって言ってましたけど。”」
− それから、パトリツィア・ダッダリオさんは首相のPdl(自由の人民)党から立候補もしてましたよね。
「なにか理由があったのでしょう。パトリツィアさんが右派じゃないってことや、選挙運動なんて全然やっていなかったことは確かですけど。たった7票入っただけでしたよ。」
− なぜ、あなたは最近になって司法側につく気になったのですか?
「パトリツィアさんが私に対して意表をつくようなことをしないようにね。私が知っていると言うことをパトリツィアさんはわかっていますから。恐いんですよ。ミケーレ・チャンチ弁護士(編集注:当インタビューのための弁護士)は必要な保護を請け合ってくれてますけど。私はパトリツィアさんの信用を落とすような事実も知っていますから、かなり迷惑がっていると思うんですよ。」
− なにか特別なことがあったのですか?
「数日前にロンドンから『News of the world』誌の記者2人が来たんです。ベルルスコーニ首相とは敵対しているルパート・マードック氏の出版社の雑誌です。2時間以上も取材されて、写真も撮られました。イタリア人記者も来ていました。私は英語が得意じゃないもんですから。ベルルスコーニ首相のピンク・パーティーには私も参加していたのかって何十回も聞かれて。私は参加していないって言って、パトリツィアさんは誰かに相談してからあんな大騒ぎを起こすことに決めたんだって話したんですよ。そしたら、どうなったと思います?」
− わかりません。どうなったのですか?
「雑誌には1行たりとも掲載されなかったんです。うちのチャンチ弁護士まで呆然としたぐらいです。」
− コカインの使用について、なにか聞かれましたか?
「こっちの方から話しましたよ!ここでも言っておきますが、パトリツィアさんは吸引したことなんてないし、ベルルスコーニ首相のところで誰かがやっているのも見なかったって。パトリツィアさんから直接聞きました。」
− パトリツィアさんはローマの首相邸で楽しかったと言ってましたか?
「楽しいってことは…。パトリツィアさんはプロのエスコート・ガール(夜のお相手)ですからね。今は有名になってしまっただけで。ノエミよりも有名になりましたよね。彼女がカッとなっているのか、私のことを恐がってるのか、いまだに良く分からないんですよ。2週間前から、まるで伝染病患者かなにかのように私のことを避けていて、話しをしたがらないんです。」
− 本当にそんなことが?
「ええ!携帯電話にかけても出ないんですよ。」
(2009年6月29日 La Stampa)
話しはちょっと違いますが、イタリアの有名映画監督パゾリーニは国営石油会社の内幕をほのめかした小説の執筆中に謎の死を遂げており、この小説が出版されていたら死なずにすんだかも…なんて言われています。
またマフィアの内幕を暴いたサヴィアーニは『死都ゴモラ』が出版されていなかったら殺されていただろう…とも。
本日の記事に登場する女性陣も、けっこう命張ってるんじゃないんでしょうかね。
イタたわニュース関連記事
首相邸ハーレムの実態 − ベルルスコーニ買春疑惑 −
私も首相邸に行って写真を撮りました…:ベルルスコーニ買春パーティー疑惑
ベルルスコーニ買春パーティーの真実:首相と寝て、金をもらって、選挙に出され…
伊首相からノエミ嬢へプレゼントのお値段は!?
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